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 ハイエースのエアコンベルトの断裂
  先日、ハイエースが走行中に『パンパンパンパンパン』と異音が出だしました。
とっさにギアをNにしたら音が小さくなりエンジンが回るとうるさくなる。
車速ではなくエンジン回転数に比例して音が変化したのでファンにビニールでも絡まったのか?と思ってとりあえず助手席をあげました。

クーラーのベルトが裂けていました。
とりあえずはベルトを切断してクーラー無しで帰宅。雨が降ってたので蒸し蒸ししてましたが我慢です。

早速ベルトを注文。

モノタローでオルタネーターのベルト(2本がけ)とあわせて¥1,890-でした。
準備が出来たので作業開始です。
よくハイエースはエンジンの上に座席があるから整備性が低いといわれますが・・・ちょっと手間がかかる部分があるのは否めませんがハイエース乗りとして断言します『気のせいです!!』

さて作業開始です。

まずは輪留めや角材で車が動かないようにしておきサイドブレーキを解除します。

続いて助手席を上げます。

突っ張り棒を利用して更に上げておきます。
この方法はハイエースのロング(KZH110や116)には特に有効です。
なぜか座席を吊るバンドが他のモデルより短いので。(なぜ?)

続いてサイドブレーキのリンクを調節用ナットのところで切り離してしまいます。

運転席を外し。カーペットもめくります。運転席を外すときにシートベルト警告灯用のセンサーをカプラー部分で外すのを忘れないようにします。

カプラーを外す際プラスチックが硬化していて抜きにくいことがあるのでピックなども用意しておきます。
これはストレートで買いました。

こんな感じでエンジンがガバッと見えます。

ここまでくれば後は簡単です。
普通の車と同じように交換します。
写真の修理書を参考にすれば鬼に金棒!です。
最近はネットで手軽に買えます。
とても役に立ちます。
あとは修理書通りに組み付けベルトの張ります。
少しエンジンを回してベルトを馴染ませ張り具合を規定値に調整を繰り返します。
(エンジンを回す際はエアコンを入れて抵抗をかけて回すとベルトのなじみが良い感じです。)
最後にベルトの張りを規定値に合わせボルトを規定トルクで締めます。
ベルトは緩んでくる可能性が高い(初期伸び)ので後日また張りをチェックすることにします。

試乗してエアコンをかけてみましたがバッチリ冷えました。
これでこの夏も安心して過ごせることでしょう


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