
弊社のハイエースですが先日、街中を走っているとき加速時に多量の煙が出ました。
明らかに異常な量だったので煙はそれっきり収まりましたが気にしていてメンテをしようと思っていました。
助手席のシートを挙げてエンジンを見ているとスロットルバルブの周りが変に汚れていています。
スロットルバルブ上側のゴムパッキンが吹き抜けていると思いました。
そこでゴムパッキンをトヨタ部品共販に注文し、インテークパイプを外そうとボルトを緩めると・・・『ぐにゅ』っと嫌な手応えが!?
スロットルバルブ下側のインマニとの接続部を見てみるとクラックが・・・インマニ割れです。
イジリ壊し、前をぶつけた衝撃、溝にはまってしまったとき衝撃等々原因は沢山思いつきます。
とりあえずインマニをネットで検索・・・該当品無し!エンジンとしては沢山出品されていましたがインマニだけはなかったです。
部品共販に聞くと・・・『Y-KZH100Gの部品は製造中止ですね』と言われました。
中古品で出品されるのを待つか強度的な不安はあるものの溶接で行くか決断を迫られましたがふとひらめきました。
後継機のKD-KZH100Gがエンジンが一緒だったのでその部品で検索してもらうと製造可能とのこと。
在庫はなくこれから鋳造すると言うのです。『これから鋳込むのか!?と思いました』
10日ほど掛かるけど値段は¥15,000-と意外と安く感じたので注文しました。
部品が届くと黙々とばらします。
このハイエースは運転席下にエンジンがあるので触りにくいと言われますがセカンドシート前の点検口(サービスホール?)を開けると背面からエンジンを触れるのでそんなに言われるほど触りにくさは感じません。
インマニを外すとクラックどころではなくキッチリ割れていました。

新品と見比べるとほぼ同じなので流用は問題なさそうです。

ゴムパッキン以外のメタルのガスケットはデイトナのガスケットフィットを使って再使用しました。
組み上がるとパワーも大分落ちていたのだなと感じられるほど元気になりました。
現在24万kmですが無事復活しました。
自力で頑張ったので部品代の¥15,750-で済みました。
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